《風俗ガイド》もし予約をしていたら確認を怠らないで


《風俗ガイド》もし予約をしていたら確認を怠らないでブログ:08月26日


家内が旅行先で転び、左足を捻挫した。
翌日からぼくは会社を休み、
家内の車椅子を押して通院することになった。

このことは、
函館にいるムスメには内緒にすることにしていたが、
ムスメから外食の誘いがあったので、すべてバレてしまった。

次の日のあさ、
ムスメが子猫を連れてやってきた。
ぼくは玄関で迎えたが、一瞬別人かと思った。

二十年近くパキスタンにおり、ごく最近帰国していた。
電話でのやりとりはしていたが、久しぶりに見るムスメであった。

「元気だったか」ぼくがそう言うと、
「元気だわ。それよりも、ママはどう?」と、
ムスメは無遠慮に上がり込んできた。
家内は何度か外遊し、ムスメとよく会っていた。

ムスメは、叔母の若い頃に似ていた。
色白のふっくらとした顔で愛嬌がよく、
子供のぼくとよく話し合う機会があり、
姉のような感覚を起こさせる人だった。

早速介護するムスメの顔を、ぼくは何度も横目で見ていた。
「パパ、早く濡れタオル持ってきて。
それから、お昼が近いから、何か買ってきてよ」

ぼくは急に、召使いになった。
少々腹が立ったが、老いては子に従え…と考えれば、理解できた。
ムスメには、生活力がみなぎっていた。

簡単な昼食後、テレビを見ていたが、
ムスメが先程からぼくを注視していることに気付いた。

「ねえパパ、白髪が増えたわね。横の方、耳の上のあたり、真っ白よ」
なんだ、そんなことかと思った。
そしてムスメを見て、ムスメもおばさんになっていた。

「今夜、外食しない?」
子猫を抱いたムスメが、晴れやかな顔をした。
ぼくは子供のように、手を挙げて賛成した。

「パパ、ズボンぐらい、取り替えなさいよ」
家内はブラシで、髪をとかしている。
その家内の後ろに、叔母が立っていた。



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